親鸞さまのお色直し
如来寺の山門前には親鸞さまの銅像があります。
いかめしいその風貌から「門番」と勘違いされたこともあります。
戦後に婦人会の皆さまよりご寄贈いただき長い間見守ってくださっていましたが、風に吹かれ、日に晒され、雨に打たれる中で随分とお疲れのご様子になられてきました。
放っておけばこの真ん中の白い筋の部分から割れてくるそうです・・・
そこでこの度、如来寺門信徒会女性部、ぶっこうこども会がお色直しをして下さることとなりました。
本当にありがとうございます。
そして一週間ほどの間、表面の汚れを落とし、ヒビや穴を埋め、塗装をして、細かい陰影をつけて、とてもキレイに修復してくださいました。
格好よくなられた親鸞さまは、これからもずっと山門前で皆さまを見守りお迎えくださいます。
是非ともお参りの際はそのお顔やご様子を見られてくださいね。
ちなみに私住職は先々代住職とは二度しかお会いしたことがないのですが、この親鸞さまのお顔がとても先々代住職と似ていると思っていました。
そのことを坊守に話すと「私も子供のころから、ずっとお爺ちゃんに似ているなぁと思っててん」と申しておりました。
銅像制作の際、モデルにしたのでしょうかね・・・
先々代、平興誓師をご存じの方は、一度じっくりとお顔を見られては如何でしょうか?