永代経法要（令和６年）が勤まりました！
今年も無事に永代経法要が勤まりました！
初日は「日差しの強いお暑い中を、ようこそお参りいただきました」とご挨拶し、二日目は「雨でお足元の悪い中、ようこそお参りいただきました」と、真逆の挨拶をした永代経法要でした。
以前タイに行った時、現地のお寺のお説法の様子を見る機会がありました。
当然何を説いておられるのかは全く分からなかったのですが、印象的だったのは結構な雨脚の中、僧侶と信徒さん達が屋外で熱心に老僧のお話を聞いている姿でした。
仏教では無用な殺生を避けるために雨季には雨安吾といって、お堂の中で修行するイメージがあったので少し驚いた記憶があります。
ガイドさんの説明では確か「始めたときは晴れていたが、途中で雨が降り出した。でも雨程度でお釈迦さまの話を中断するわけにはいかないから、そのまま外でやっている」とのことでした。
如来寺の法要では万灯会など一部を除き基本的には本堂の中、阿弥陀さまの御前で法要を営みます。
できるだけ天候に関係なく、年齢に関係なく、身体の不自由にも関係なく、皆が集いやすい環境で仏さまのお話を聴聞できる環境を整えていく所存です。
今回はご講師に昨年三月まで如来寺で法務員として勤めてくれていた市場響己（いちばこうき）師をお迎えしました。
うちを退職してから布教使の資格を取られましたが、いわば凱旋講演です。
彼自身も本格的な法要でのお説法は初めてだったそうですが、見事に二日間やり遂げてくれました！
またインスタグラムでライブ中継もしましたが、沢山の視聴をいただきました。
次回の如来寺の法要は８月１６日の万灯会となります。
是非とものご参拝をお待ちしております！