春期彼岸会法要(令和5年)・門信徒総会が勤まりました!
今年も無事に春の彼岸会法要と門信徒総会が勤まりました!
小雨の降る少し肌寒い日でしたが、多くの檀家さまにお参りいただけました。
昨年より、一部の法要をインスタグラムでライブ中継したり、動画をアップしたりなどして、
お参りにおいでいただけない檀家さまに少しでもお経やお話をお届けできるようにしています。
門信徒総会も皆さまのご賛同をいただき、次年度予算が成立しました。
お預かりした浄財は如来寺や宗門の発展に無駄なく用いさせていただきます。
記念イベントでは昨年の報恩講に続き、深親先生・石田先生をお招きし和楽器とピアノの協演をいただきました!
深親先生のお話によると雅楽に用いられる和楽器は1400年間その姿も演奏方法も変わることなく、現代にまで引き継がれきたそうです。
色々な理由があると思いますが、少なくとも確実に言えるのは「雅楽の演奏を求める人がおり、それに応えてきた演者さんがいたから」だと思います。
どのような素晴らしい芸術や芸能も「求める人」と「継承する人」の両者がいなければなくなってしまいます。
どちらか片方だけでは無理なことですね。
お寺も同じだと思います。
「お寺が存続して欲しい(仏教のみ教えを学びたい)」という檀家さまの想いと、「お寺を守っていきたい(仏教のみ教えを伝えていきたい)」という寺族の想いが合致しなければお寺は存在意義を亡くしてしまいます。
それにはどちらもが「してやる」ではなく「させていただく」という気持ちを持つことが大切です。
これからも驕ることなくお寺を守っていく所存ですので、皆さまも温かく見守りご協力いただければ幸いです。