年間行事
如来寺では、一年を通してさまざまな法要や行事をとりおこなっています。
寺院としての恒例法要と勤行はもちろん、四季折々に、花祭り、万灯会、鐘つき、写経会、太鼓お茶会など、楽しくご参加いただける行事が盛りだくさんです。
また法要では、本願寺派の布教使の先生や、学識・見識に富んだ僧侶の方々を宗派を超えてお招きし、お説法を頂いております。
すべてはどなたさまでもご自由にご参加いただけますので、まずはご自身のご興味に合わせ、お気軽におこしください。
恒例法要懇志につきましては、こちらからご確認ください。
涅槃会とは、お釈迦さまがご入滅（にゅうめつ／亡くなること）された日に、そのご遺徳を偲ぶため勤める法要です。お釈迦さまは仏教の開祖で、今から二千数百年前のインドに実在された聖者です。涅槃におられるブッダ（目覚めた人）として仏教を広められました。
法要の後に写経会を催して、仏さまのみ教えにふれていただく機会としています。お写しいただいたお経（『正信念仏偈』など）は如来寺本堂を改修する際に納経いたします。筆ペンでも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
彼岸（ひがん）とは仏さまの世界であるお浄土を指し、それに対する言葉として此岸（しがん）があり、我々のいる娑婆（しゃば）世界のことを指します。彼岸会はお浄土にいらっしゃる仏さまをたたえ、いずれ我々も必ず生まれさせていただくお浄土に想いをはせる日です。
【門信徒総会】
年に１度の 門信徒総会を開催していただいております。
檀家さま方から寄せられた年会費の適切な運用を檀家さまご自身によって管理・決定いただいております。そして総会後は、講談師や落語家、楽器奏者など、ご参加をいただいた皆さまに楽しんでいただけるイベントを催しています。
お釈迦様さまのお誕生日をお祝いする法要です。如来寺では曜日にかかわらず、お誕生日とされる4月8日にお勤めします。
当日は、中庭にゆったりとくつろいでいただけるお茶席を設け、焼き立てのみたらし団子や甘茶をご用意して皆さまをお待ちしております。
他にも大型エアー遊具やミニチュアトレイン走行を園庭にて行い、大人から子供まで楽しんでいただける様々なイベントを開催しています。ぜひご友人やお子さま方をお連れになっておいで下さい。
永代経とは、故人さまの命日ごとに永代にわたって読経（どくきょう）する、ということです。
そのため永代経法要とは、故人さまと寺院を結ぶご縁として遺族さまから懇志（こんし／真心のこころざし）をお納めいただき、僧侶が遺族さまとともに永代の読経を勤修するという法要となります。
故人さまと寺院とのご縁をつなぐはじめての永代経法要を永代経開闢（かいびゃく）と申します。
この永代経開闢によって、『如来寺永代経開闢過去帳』に故人さまのお名前を記載させていただきますので、遠い将来たとえご遺族さまがいなくなられたとしても、如来寺の住職が代々にわたって永代に読経をさせていただくこととなります。
催行は5月後半の土曜日と日曜日、午後2時から各日1回で計2回の勤行をさせていただきます。
万灯会とは一般に、多くの灯明をともして仏さまなどを供養する法要です。
わたしたち浄土真宗では、阿弥陀さまや宗祖、そしてご先祖さまなどへ感謝するための法要としてお勤めします。
万灯会灯籠
如来寺の万灯会では、一年間にご縁のあった故人さま方のご位牌をお焚きあげさせていただきます。
また、ご希望によりお申し込みいただきましたら、用紙に故人さまの法名と俗名をご記入いただき、それを巻きつけた『万灯会灯籠』をあげさせていただきます。用紙は檀家さまへは郵送にて、また当サイト中の「万灯会灯籠申込」（PDF形式）からもご入手いただけます。
また、今まで如来寺とご縁ございませんでした方々も、ご連絡を頂戴しましたら準備させていただきますので、どなたさまでもお気軽にお電話の上ご参加ください。
彼岸会は日本独特の法要で、他の仏教国でお勤めされることはあまりありません。由来は幾つかあるようですが、彼岸会の行われる春分と秋分の日は、太陽が真東からのぼり真西へしずむ日であり、「阿弥陀さまの西方極楽浄土」を念ずることに始まったという説があります。
報恩講は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人から授けられた恩徳に報謝する法要です。聖人の祥月（しょうつき）命日（1月16日）前後に営まれ、浄土真宗において最も大切な法要となります。
如来寺では、旧暦の祥月命日（11月28日）にあわせ、11月の土曜と日曜の２日間にわたり勤修させていただいております。
1日目の土曜日は午後2時〜と午後7時〜、2日目の日曜日は午後2時〜と計3回の勤行および講師をお招きして法座が催されますので、ご都合のよい日時にご参列ください。
毎年の12月31日に勤修される法要です。
除夜の鐘は、心を落ちつけて一年をふり返り、来年への思いをこめて鐘をお撞きください。
人間は無限の煩悩を持ちながらも普段は意識もせず、自らの欲が自らを苦しめている道理になかなか気づきません。この日ばかりは苦しみの元を自覚し、それを取り払う来年の自分を想いながら鐘をお撞きください。
